映画『キングスマン ゴールデンサークル』続編映画としての完成度があまりに高い理由を考察。
不謹慎映画として名高い『キングスマン』の続編映画。
前作の良さをぎゅぎゅっと凝縮した、ファンの為の続編映画であり、続編映画界の最高峰。
今回はこの映画を元に、映画全般を通して言われる“続編になるとクオリティが落ちる説”の理由を解明し、前作と続編、それぞれを最高に楽しむための映画の見方をお話しする。
今回はかなり内容の軽い記事です、軽い気持ちで呼んでください。
キングスマン:ゴールデン・サークル(2017)
上映日:2018年01月05日
/製作国:
- イギリス
上映時間:140分
ジャンル:アクション
あらすじ
スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。
残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった!
彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか!?
感想
『キングスマン ゴールデンサークル』
音学が印象的なアクション、カッコ良すぎる秘密ツール、不謹慎コメディ、新たな秘密組織、あらゆる手段で視聴者をワクワクさせる映画で、大変よろしかったです。
「果たして前作のあのエンディングを超えられるのか?」と訝しみながら見たが、
冒頭のアクションシーンで杞憂だったことを思い知らされた。
「キングスマン、ゴールデンサークル、…優勝。」
私はそう口にしながら拍手をしていた。
優勝。圧倒的、優勝。
どんなエンディングを迎えようが星5のレビューを私は書くだろう、冒頭でそれを確信し、エンディングを迎え、大満足の結果に終わった。
素晴らしい映画、優勝!
続編になるとクオリティが落ちる説について
基本的に映画の第一作目では、主人公やストーリーの“真新しい設定”というシリーズ一昨品目でしか使えない切り札がある。
この“真新しい設定”が視聴者をわくわくさせ、クライマックスで迎える結末に大きな爽快感を与える。
続編ではその切り札がない分、視聴者を映画の世界に引き込むことが難しくなる。
だから“続編になるとクオリティが落ちる”と思われてしまうんですよね…
『キングスマン ゴールデンサークル』は、その切り札がない分、クオリティと手数で勝負してきたことが続編映画で珍しく成功を納めたと言えるでしょう!
続編映画とはかくあるべき!
前作と続編をホテルの食事に例えるなら、
前作はフルコースのディナー!
丁寧に練られた設定という前菜から始まり、わくわくネタが続いて、最後にどえらいメインディッシュがくる。
(不謹慎花火のこと)
続編はビュッフェスタイルのディナー!
キングスマンといえばコレだよね!と楽しめるネタや新登場のワクワク要素が、冒頭から結末まで途切れることなく豊富に提供されるが、ビュッフェである以上メインの味が少し落ちてしまう。
(不謹慎ハンバーガーのこと)
みたいな感じ。
私はビュッフェの方が好きなので『ゴールデンサークル』めちゃくちゃ好きです!万歳!
映画が始まってすぐ、前作ファンをの心を捉える演出には脱帽です。
プリンスの「レッツゴークレイジー」に合わせて繰り広げられるアクションシーンに心踊らなかった視聴者は、まずいないでしょう!
というか、個人的にプリンスが好きなんですよね。
「レッツゴークレイジー」はアイススケーターの羽生結弦さんがフリーの演技で使った楽曲としても有名ですよね!
(有名…ですよね…?)
とにかく、私が言いたいのは、
続編映画には続編映画用の楽しみ方があるので、前作と比べるのはナンセンスでは?
ということ!
みんな違って、みんな良い!以上!
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